筋筋膜性疼痛症候群の症状について 四ツ谷(新宿)の整体

2022/02/26 ブログ
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前回、筋筋膜性痛症候群に関して名倉潤さんのお話をさせていただいたのですが、首に関しての症状だけでなく、基本的には全身どこにでも症状はでるものであって、似通った症状もたくさんあるので、今回はその一例を記載したいと思います

 

・足の付け根から足首にかけての足全体の痛みやしびれに関して

これに関しては、坐骨神経痛や腰椎のヘルニアの症状とほぼ同じなのですが、原因の一つとして小殿筋からくることがよくあります

 

腰及びお尻の広い部分の痛みやしびれに関して

これも同様に坐骨神経痛やヘルニアの症状としてでますが、これに関しては、腰方形筋の筋肉から症状が出ることが良くあります。

 

肩から指先まで腕全体の痛みやしびれに関して

これは、頸椎のヘルニアの症状としてでますね!ですがこれは上後鋸筋(背中の肩甲骨付近)が原因となり症状がでることがあります

 

筋膜性疼痛症候群(MPS)であるかどうかの診断は、筋膜性疼痛症候群(MPS)の存在自体が日本ではほとんど知られていなく、レントゲン、MRI、血液検査など一般的に行われる検査では目で見える結果として現れないため、一般の医療機関では診断、治療が困難です。

また、同様の理由により、筋膜性疼痛症候群(MPS)が椎間板ヘルニアなど脊椎関係の異常や神経根を圧迫して発生している痛みと間違われる事もあります。

筋膜性疼痛症候群(MPS)であるかどうかを知るためには、筋膜性疼痛症候群の診断、治療を行っている医療機関で診断をしてもらう事が必要です。

筋膜性疼痛症候群(MPS)では、異常なfasciaの部位に物理的に力を加えると、そこから痛みが広がるような点が見つかります(トリガーポイント、発痛点と呼びます)。

尚、エコーだけで診断することはできません。あくまで問診・痛みを出す動作・エコーによる評価を十分に組み合わせて診断していきます。

筋膜性疼痛症候群(MPS)では、異常なfasciaの部位の血流が悪くなり痛みが発生しますので、痛みが発生している付近に血流の悪さによる、軽い「むくみ」が発生する場合があります。例えば、ふくらはぎに痛みがある場合は、その痛みのあるふくらはぎが軽くむくんでいる場合があります。

また、異常なFasciaは超音波診断装置(エコー)では白い高輝度に映り、同部位は痛みや刺激に敏感に反応し、fascia自体の伸張性や周囲組織との滑走性(すべり)が低下している傾向にあります。

 

筋膜性疼痛症候群(MPS)は以下の病気として、誤った診断をされることがあります。

  • 顎関節症
  • 五十肩
  • 緊張型頭痛
  • テニス肘
  • 椎間板ヘルニア
  • 脊柱管狭窄症
  • 椎間板症
  • 腰椎すべり症
  • 変形性膝関節症
  • 変形性股関節症
  • 頸肩腕症候群
  • 腱鞘炎
  • 半月板障害 他

日常生活をしていて、上記のような症状が出ることは一般の方でもよくあると思います。

病院等に行ってみて、改善しない場合や原因がはっきりしない場合等は、一度自分でほぐしてみたりそれでも難しければ筋筋膜性症候群に関して、知識のある専門の院に行ってみるといいと思います。

 

 

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