硬くなった筋の改善 四ツ谷(新宿)の整体院

2021/06/13 健康についてのブログ
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硬くなった、あるいは痛くなった筋による痛み

 

短くなった範囲でしか活動できない筋は、常にその方向への動きが

 

 

癖になってしまう事を意味します。

 

 

常に同じ筋に持続的な過負荷が加わっていると細胞の単位の筋同士の

 

 

結合が解除できなくなってしまいます。

 

 

そのメカニズムとは、、

 

 

1,骨格筋への過負荷や過剰疲労が続くと、運動神経末端から神経伝達

 

 

物質であるアセチルコリンが過剰分泌されます。

 

 

 

2,終盤(運動神経が筋肉に到達する部位の筋繊維側の特殊な構造体)

 

 

に強くて持続的な脱分極(筋繊維の収縮をもたらす細胞膜電位の減少)

 

 

が起きます。

 

 

3,筋小胞体からカルシウムイオンが大量かつ持続的に放出され、筋繊

 

 

維の持続的収縮が起きます

 

 

4,この収縮によって代謝が高まり、筋のエネルギー要求量も増加しま

 

 

すが、筋の等尺性収縮によって筋内部の血管は圧縮されるので、酸素

 

 

分圧が低下し、筋のエネルギー供給源となるリン酸結合をもたらすA

 

 

TP、アデノシン二リン酸、クレチンリン酸は欠乏することになります。

 

 

5,その結果、筋はエネルギー機器に陥り、過敏性物質(内因性発痛物質)

 

 

が筋細胞外に放出され痛みを引き起こします。

 

 

さらに、筋からの痛覚繊維のインパルスが交感神経の反射活動を高め

 

 

て局所的な虚血をもたらします。

 

 

僧帽筋の短縮が持続し、血液が行き渡らない状態になる肩こりの症状

 

 

などがこれに当たります。

 

 

また、筋内の局所に交感神経節後繊維から反射活動によって放出され

 

 

るノルアドレナリンが、痛覚受容器の過敏化にも寄与します。

 

 

、結果として、ミオシンフィラメントをアクチンフィラメントから引

 

 

き離すATPが欠乏し、両者の連結がきれないまま、筋は収縮を維持

 

 

することにつながるのです。

 

 

 

硬くなった、あるいは短縮した筋の治療法

 

 

硬くなった筋・短縮した筋に対しては、血流を改善し、筋の柔軟性を

 

 

回復することが重要です。

 

 

その為には、温熱療法、マッサージ、ストレッチング(伸長運動)等

 

 

が有効です。

 

 

ストレッチングとは「伸展性の低下した軟部組織を伸張して柔軟性を

 

 

改善する為に、他動的に、あるいは自己で筋を引き伸ばす運動方法」

 

 

です。

 

 

筋の伸張性の増加は、筋のリラクゼーションによって生じます。

 

 

物理的に短縮した筋を引き伸ばすことで柔軟性を増大させることは

 

 

もちろん、その施行後に血流を改善し、筋硬結(筋の硬いコリ)の

 

 

性状を正常化することによって、その自動的および他動的な伸縮性を

 

 

回復することも治療もくてきとなります。

 

 

しかしながら、一時的な伸びの改善は一過性で持続性が乏しいのも現

 

 

状です。筋節によって長時間の伸張によって筋節の数が増加するとい

 

 

う動物実験はありますが、短時間の伸張による変化は確認できて

 

 

いません。

 

 

 

 

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